1/f ゆらぎ+アロマセラピー

自然界には、一定であるようで想定外の変動をしながら繰り返していることに溢れています。自然界をはじめ私たちが日々生活をしている中には、無意識に溢れているリズムがあります。それら全ては一定ではなく時々ランダムになることがあり、そのバランスが人に快適感やヒーリング効果を与えているという、少しムズカシクも思える話ですが…。

さざ波や小川のせせらぎ。ろうそくの炎、木漏れ日のゆらゆらした光。電車の揺れも1/fゆらぎで、私たちをリラックスモードにさせるリズムです。

 

アロマセラピーのトリートメントが「癒し」と謂われるのは、もちろん香りの力は大きいのですが、もう一つは掌のリズムです。ここちよいと感じるトリートメントには、お客様の身体の状態に合わせた力の加減と一定ではないリズム感があります。セラピストの掌が刻む絶妙な1/fゆらぎ+香りがアロマトリートメントの醍醐味です。

呼吸と身体をみて、身体の状態を掌で感じとり、元の状態に戻す事が、私のセラピーの柱になっているのですが、お客様の身体を元の状態に戻す為に、必死になって頭の中で参考書を広げることより、1/fゆらぎと植物の香りを私自身が心地よく感じながら、身体と向き合っていた時の方が、身体も元の状態に回復している様に思います。

やはり、私のセラピーにも、1/fゆらぎ+香りは欠かせないもののようです。

 

TAKEDA