ココロとカラダと精油と…

カラダは正直です。ココロが無理をすればカラダは“不調”という手段を使って知らせてくれます。ココロが穏やかであればカラダも機嫌良く働いてくれます。

そして、ココロもカラダもそれぞれが“助け合いの精神”を持ち、どこかでトラブルが発生すれば、どこかでサポートして上手にバランスを保とうとします。

この仕事でなかったら、自分の身体の中で何が起こっているのか深く考えることなく、ココロもカラダも普通に動く事があたりまえに過ごしていたに違いありません。

身体の中は絶妙なチームワークによって24時間・年中無休で働いているのです。

このメカニズムは非の打ち所のない神様の最高傑作と感心するばかりで…

 

アロマオイルの質問で“お腹が痛い時は何の香りがいいですか?”の様な質問をされる事があります。そんな時は、どうしてお腹が痛いののか?決まって質問返しをするのですが、原因次第でオイルの選択は変わります。

アロマセラピーの考え方の一つにホリスティック(全体的)という考え方があり、痛みなどの疾患だけを見るのではなく、全体的に見て原因にも目を向ける。直接的ではありませんが、私はこの考え方が好きです。

結果には原因があります。結果だけを取り繕っても取り繕いに過ぎず、広い視野で原因を捉えることが結果、ピンポイントにオイルを合わせられるとも感じています。

この勉強を始めた頃、先生から“木を見て森を見ずでも森を見て木を見ずでもダメなんですよ。森も木もしっかり見なさい。”と言われた事が未だに、ココロやカラダの不調、精油の選び方、更には人の繋がりで廻る社会でもいえる事なのかな。とぼんやり考えると全ては繋がっているのかもしれません。

 

TAKEDA